あなたの歓びが、
私の生きがいです
社会医療法人松涛会は、1960年彦島地区に斎藤医院を開業したことに始まります。1981年安岡病院を開設し、1983年医療法人となりました。その後、医療行政の変革に合わせ、その時々で最適と思われる法人の形に変えてきました。2001年に特定医療法人、2005年に特別医療法人(2012年に廃止)、2014年に特定医療法人を取り下げ、現在の形となりました。
昨今、医療を取り巻く情勢は、益々厳しいものとなっています。その中で、下関地域の急性期病院の後方医療機関として、又、クリニックの連携医療機関として、地域に密着した医療に貢献しつつ、職員の皆様に安心して働き続けることのできる職場を提供するには、社会医療法人化が最善であると考えます。
現在、県下初のへき地医療での認可となり、県内3つ目の社会医療法人となりました。私は、前理事長の故 斎藤正樹の遺志を汲み、医療法人が地域に役立つ財産として末永く残ることを願い、前理事長供出資金の全額を松涛会に寄付しています。
この下関の地に、松涛会グループが、安岡病院が、なくてはならない存在であり続けるため、これまでの理念を継承しつつ、時代の流れに合った新しい事業方針をたてていきます。その実践には、熱い情熱、強固な意志をもって、一層の努力が必要です。
患者さんを第一に考え、同じ方向に向かって進んでいく松涛会グループでありたいと思います。
栄養サポートや癒しと安らぎの環境を作り、
医療・介護をより充実なものへ
松涛会グループが考える医療・介護サービスとは、生まれ育った場所で医療・介護サービスを受け、状態が回復したら住み慣れた自宅へ戻ることです。病院や診療所を取り囲むように、施設、通所、訪問、居宅サービス等があります。松涛会グループでは一度入院したら終わりではなく、地域で生活していく上で必要な身体的サポートを行ってまいります。
また、松涛会グループの出発点は、自宅の横にあった診療所です。日中、夜間関係なく、患者は訪れ、診察し治療を行ってまいりました。時間外だろうと関係なく。時代がそうだったという人もおられます。しかし、どんな時代も志ない人は、自分以外の人に対し労力を使おうとしません。
私たちは、1960年12月から現在、そしてこれからの未来においても、患者や高齢者に寄り添い、本人が必要とされること、望むことをサポートしていきます。
創業以来、手作りの食事によるバランスの良い栄養サポートと、四季折々の花や木による癒しの空間を患者や高齢者に提供してきたのが松涛会グループの特長です。